脳の血管の閉塞、破綻などにより、突然神経症状が発現した状態の総称です。脳血管の狭窄、閉塞などによる虚血性疾患と、脳血管の破綻による出血性疾患に分けられます。虚血性疾患には脳梗塞、出血性疾患には脳出血、クモ膜下出血などがあります。
脳の動脈が何らかの原因でつまり、その先の組織が機能しなくなる。その原因によって脳塞栓と脳血栓に分けられます。
脳塞栓症:血栓(血の塊)などが血流に乗って脳の血管がつまってしまう。
脳血栓症:動脈硬化で脳血管が徐々に狭窄していく。
脳の血液の流れが一時的に悪くなり血栓がつまってしまっている状態です。ただ血栓はすぐに溶けて血流が正常に戻るため症状はしばらくすると無くなります。これは脳梗塞の初期症状ともいえ、脳梗塞に発展する可能性が高く一刻も早い受診、検査をおすすめします。
脳の中にある小さな血管が、何らかの原因で切れて破れてしまい、脳の中に出血した状態をいいます。
脳は様々な機能の中枢であるため、意識障害、運動麻痺、感覚障害などの症状があらわれます。
脳と頭蓋骨の間には脳組織を保護するための脳膜(内側から軟膜、くも膜、硬膜)があります。このくも膜と軟膜の間にある動脈が破れ出血することを言います。
原因として、脳動脈瘤という血管のコブが破れるのがほとんどです。
医院名 |
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医療法人社団健和堂 都城フォレスト・クリニック 脳神経外科 |
院長 |
原田 健一 |
住所 |
〒885-0011 宮崎県都城市下川東2-12-1 |
診療科目 |
脳神経外科 |
電話番号 |
0986-80-4313 |